私がブログを始めたいと言ったときの家族の反応は、「60代の主婦がブログなんてできるわけがない。家事をしてください」と冷たい反応でした。
それでも私はあきらめずブログを書きたかったのです。
そんな私が、どうやって家族の協力を得、ブログを書き続けることができるようになったのか体験談をお伝えしています。
私と同じように家族の協力が得られず、ブログを書くことに今一歩踏み出せずに迷っていらっしゃる方のブログを始めるきっかけになっていただけたら嬉しく思います。
60代主婦がブログを始めたときの家族の反応
私は60代になり、ブログを始めようと決意しました。
ブログを始めるには、ブログの勉強やブログを書くための時間を確保しなければいけないという課題がありました。
しかし、昼間の仕事や家事、義母の食事作りに追われる毎日で、なかなかまとまった時間がとれません。
つまり、私がブログを始めるには、主人の協力が不可欠であり、家族の理解を得なければいけないという状況でした。
そこで、ブログを始めるということを家族に話すことにしました。
ブログを始めると話したときの主人の反応
私は主人と2人暮らしですが、母屋には主人のお母さんがいます。
食事だったり、身の回りのことだったり私の手が必要な時があります。
そんな暮らしの中、私が主人におそるおそる発した最初の言葉は「ブログって知っている?」でした。
主人は首を横に振ったのですが「私、ブログを書こうと思ってる、ブログを書くという仕事をしようと思ってる」と言いました。
主人は
・「ブログで収入を得ることができるのか、そんなことができる人はほんの一握りの人で、あなたには
無理!」
・「外で働いた方が確実にお給料がもらえていいだろう」
・「そんなことより、家のこと、孫の面倒をみてください」
とまあ想像していたとおりの否定的な言葉が次々と返ってきました。
ブログを始めると話したときの息子夫婦の反応
長男夫婦は隣に家を建て、3歳になる孫がいます。
ある夕食時に息子夫婦に言いました。
私:「私、副業するけん」
息子:「何するかね?」
私:「ブログを書いて収入を得る仕事」
息子:「ふ~ん」
嫁:「へえ~」
忘れもしない、息子は馬鹿にしたようにスマホ片手に無言でした。
あきらかに(冗談でしょ?このおばあちゃんは何言ってるかね・・・)という顔でした。
それからは会話が続かなかったです。
どうやら我が家は全員ブログを書くという仕事があるということを知らないようです。
ましてや私にそんなことはできないだろうと思われているようでした。
ブログを続けるため、主人の協力を得ることに成功!
私がブログを書き続けるためには、少なくとも主人の理解を得る必要があります。
そこで、私は主人を説得するためにとっておきの秘策を使うことにしました。
主人を説得するために使った切り札の言葉
「私、ブログの仕事が成功したら、お父さんに待望の車を買ってあげる!!」
主人を説得するためには、もうこの言葉しかないと思いました。
ソファーにどっぷりすがっていた主人が「えっ!?」と驚き、こっちを見るなりニヤリとしました。
そこで私はすかさず言いました。
私:「誰かの為にブログを書きたい。きっと困っている人がたくさんいると思うのよね、読んでもらえるかわからないけどやってみたい。パソコンの操作のことだったら仕事で培ったノウハウから解決方法を教えてあげられると思うんだ」
主人:「あなたのブログをどれほどの人が見るかね、見るわけないわな、安定した仕事をしてください!」
私:「私、今1つだけ書いてみたけど見てみて、ほらっ!見てくれている人が3人もいるんだよ。こんな記事でも読んでくれる人がいるんだよ、すごくない!?」
主人:「はい、はい、趣味程度にしてください」
きっぱりと言われました。
主人を説得するためのとっておきの切り札も効果は今ひとつでした。
主人の心を動かしたのは私自身の行動だった
それからのことです。
主人が掃除、洗濯、食器洗いなど、私が当たり前にやっていたことを率先して手伝ってくれるようになったのです。
今までは仕事を抱えながらも私が育児や家事をずっとやってきたので、主人が家事を手伝うなんてありませんでした。それなのになぜ?
私はびっくりして「どうして?」と聞きました。
「あなたが一生懸命やっているから、少しでも手伝おうと思って」
そんなふうに言ってくれたのです。
主人は私の頑張りを全部見てくれていました。
・私が毎日職場の昼休みにひたすら情報収集をし、ノートに書き込んでいること
・買い物を済ませて帰宅するや否やキッチンに立って、パパっと夕食作りをしていること
・洗濯物をたたんでから食事をすること
・夜遅くまで眠たい目をこすりながら勉強し、朝早く起きてブログを書いていること
私はただ、文句を言われないように家事をこなそう。
そんな思いで必死にやってきたのですが、主人の目には「夢のために一生懸命頑張っている妻」と映ったようでした。
そして主人は、「応援しているから助け合わないといけんでしょ」と言いながらゴミ捨てに行ってくれました。
最近はお米を研いでくれて、炊飯器のタイマーが、きちんと食べる時間にセットされています。
もちろん主人は、今でもブログで収入を得ることなんてできないことだと思っています。目に見えて成果が出ているわけではないので心配なはずです。
なのに、こんなにも主人が変わったのは、私の頑張る姿を見て成功するかもしれないと思ってくれているからだと思うのです。
切り札だと思って使った言葉ではなく、私の本気の行動が主人の心を動かしたのですね。
もしかしたら車を買ってもらえるかもしれないという気持ちは少なからずあるでしょうけれど。。。
私は絶対ブログを成功させて、主人に待望の車を買ってあげるんだ!と強く思いました。
60代主婦がブログを始めたら家族の絆を再確認できた
ブログとは数日程度で成果がでるものではありません。
始めてから数カ月は苦しい状況が続くとよく言われています。
「やっぱりブログで仕事をするのはあきらめた方がいいのか。。。」
「私には知識もセンスもない。無理なのか。。。」
自問自答は続きます。
そんなときは「私は何のためにブログを始めようと思ったのか」よく思い出しています。
3人も読んでくれたじゃない。もっともっとブログを読んでもらって、良かったと思ってもらえるようなブログを書き続けよう。私のように希望をもってチャレンジする人を応援していこう!
そして、私を応援し、信じて待っていてくれる主人の気持ちに応えられるように頑張ろう!と力が湧いてきます。
最近は、息子夫婦も孫を預けに来ることが少なくなってきました。
きっと、私に配慮して時間をくれているのでしょう。
口には出しませんが陰では応援してくれているのだと思っています。
だから私は、応援してくれている家族の為にもあきらめずに頑張ります!
成果が出て、家族と一緒に喜べることを目標に。。。
主人に待望の車を買ってあげられる日を夢見て。。。