皆さん、こんにちは。
「シニア満喫ブログ」の管理人です 。
いつもは旅行や美味しい食事、そして健康をテーマに、皆さんと一緒に人生を楽しむヒントを探しているこのブログ ですが、今日は、どうしても皆さんに知っていただきたい、そして力を貸していただきたいことがあり、筆を取らせていただきました。
青天の霹靂—朝刊で知った衝撃的なニュース
2025年9月13日の朝、いつものように新聞を開いた私は、目を疑いました。
「マリンタラソ出雲、休止へ」
その文字が目に飛び込んだ瞬間、胸が締め付けられるような思いに襲われました。コーヒーカップを持つ手が震え、しばらくその場から動けませんでした。
なぜなら、マリンタラソ出雲は私にとって、そして同世代の多くの利用者にとって、単なる運動施設ではないからです。
それは私たちの健康を支える生命線であり、心の支えであり、何より毎日の生きる喜びそのものだったからです。
18年間の想い出—私とマリンタラソ出雲の歩み

時は2007年に遡ります。当時の私は、膝の関節炎に悩まされ、医師から「水中での運動が最適です」と勧められました。そして出会ったのが海洋療法施設のマリンタラソ出雲でした。
初めて足を踏み入れた時の感動は、今でも鮮明に覚えています。
温かい海水が膝を包み込む優しさ、窓の向こうに広がる日本海の雄大な景色、そして何より、同じような悩みを抱えた仲間たちの温かい笑顔。
「ここなら続けられる」
そう確信した瞬間でした。
週3回から始まった利用は、いつしか週5回、そして気がつけば毎日通うのが当たり前になっていました。
ウォーキングしたり、水中運動をしたり、サウナに入ったり、2時間は過ごしているこの習慣が、私の生活のリズムを作ってくれていたのです。
仲間たちとの絆

マリンタラソ出雲には、私と同じように健康維持のために通う仲間たちがたくさんいます。
82歳の男性
5年前に脳梗塞を患い、リハビリのために通い始めました。最初は右半身に麻痺が残り、歩くのもやっとでしたが、今では水中ウォーキングを楽しそうにこなしています。
「ここがなければ、今の私はいない」といつも話してくださいます。
77歳の男性
心疾患を患い、陸上での激しい運動は制限されています。でも海水の浮力を利用した運動なら安全にできるため、医師の指導の下で通い続けています。
「先生からも『マリンタラソでの運動は続けなさい』と言われているんです」
71歳の女性
独り暮らしで、マリンタラソが唯一の社交の場です。
「ここに来れば必ず誰かがいる。一人じゃない、と感じられる大切な場所なの」と話してくださいます。
私たちは、単なる利用者同士ではありません。お互いの健康を気遣い、体調の変化を見守り、時には家族のような存在になっています。
マリンタラソ出雲は、私たちシニア世代にとって、かけがえのないコミュニティの拠点だったのです。
突然の休止通告—私たちが感じた怒りと悲しみ
新聞報道の後、私たちは市役所からの正式な説明を待ちました。しかし、待てどくらせど、利用者に対する直接的な説明会は開かれません。
毎日のように通い続けた私たち利用者に対して、これほどまでに冷たく、一方的な通告があるでしょうか。私たちの気持ちや意見を聞こうとする姿勢は一切感じられず、それどころか、たくさんの署名も陳情書からも目をそむけているかのようでした。
利用者たちの反応
この通告を受けて、利用者の間では大きな動揺が広がりました。
「どうして私たちに相談してくれなかったの?」
「他に方法はなかったのか?」 
「これから私たちはどうすればいいの?」
多くの方が不安な表情を見せていました。
特に高齢の利用者の中には、「もう運動を続ける気力がない」とまで言われる方もいて、胸が締め付けられる思いでした。
「老朽化」の名の下に失われるもの
市は休止理由として「施設の老朽化」を挙げています。確かに、2006年の開設から19年が経過し、設備の劣化は私たちも感じていました。しかし、問題は別のところにあるのではないでしょうか。
計画性のない施設管理
なぜ、19年間の間に計画的な修繕や更新が行われなかったのでしょうか?大規模修繕が必要になる前に、定期的なメンテナンスや部分的な更新を行っていれば、これほどの費用はかからなかったはずです。
私たち利用者は、毎年利用料を支払い続けてきました。その資金は適切に施設維持に使われてきたのでしょうか?
本当の問題は何なのか
市の財政難が根本的な原因だと言われています。また、地元議員からも「もう少し検討が必要ではないか」「利用者の声をもっと聞くべき」といった支援の声は聞かれません。私たちの声や署名、陳情書も簡単にスルーされてしまいます。
しかし、マリンタラソ出雲は単なる「お荷物施設」なのでしょうか?
私たちは毎年、数十万円の利用料を支払い続けてきました。また、県外からの利用者も多く、観光資源としての価値も無視できません。さらに、健康維持により医療費の削減にも寄与しているはずです。
これらの経済効果を総合的に計算すれば、修繕費用を上回る価値があることは明らかです。しかし、市はそのような視点での検討を行ったのでしょうか?
全国に響け!私たちの声 ~なぜ全国の皆さんに訴えるのか~

上記の画像は、2015年時点のデータで、日本国内に22のタラソテラピーホテルやセンターがあったことを示しています。
しかし、その後の施設の閉鎖や運営形態の変更などにより、2024年時点では、日本の主なタラソテラピー施設として存続しているのは、たったの3施設です。
日本の主なタラソテラピー施設(2024年時点)
現在、日本で本格的なタラソテラピーを提供している主要な施設は以下の通りです。
1.<タピックタラソセンター宜野座 (沖縄県) 🌴>
沖縄の美しい海水の恵みを利用したタラソテラピー施設で、温水プールやサウナなどを備えています。
2.<マリンタラソ出雲 (島根県) 🌊>
中国・四国地方で唯一の本格的なタラソテラピー施設として知られ、海水の温浴施設やトリートメントメニューを提供しています。
3.<スパ・タラソ天草 (熊本県) 🏖️>
熊本県上天草市にあるタラソテラピー施設です。温かな海水を使ったアクティビティやトリートメント、露天風呂などを楽しめます。

海の資源を活かしたリラクゼーションや健康増進を目的としたサービスを提供している施設は、
たった3施設なんです!
この問題を「出雲市だけの問題」として片付けないでください。マリンタラソ出雲で起きていることは、日本全国の地方自治体が直面している共通の課題だからです。
少子高齢化、地方財政の悪化、公共施設の老朽化—これらは日本全体の問題です。そしてその影響を最も直接的に受けるのは、私たちシニア世代なのです。
今日は出雲市のマリンタラソ、明日はあなたの町の図書館や公民館、温浴施設が同じ運命をたどるかもしれません。だからこそ、この問題を「自分事」として考えていただきたいのです。
成功事例から学ぶ解決策
全国を見渡せば、同様の危機を乗り越えた施設が数多くあります。
民間委託による再生
神奈川県のある海洋療法施設は、指定管理者制度を導入し、民間のノウハウを活用することで経営を立て直しました。専門知識を持つ企業が運営することで、サービスの質は向上し、同時にコスト削減も実現しています。
クラウドファンディングによる資金調達
北海道のある温泉施設は、閉館の危機に瀕した時、クラウドファンディングで修繕費用を募りました。全国から支援が集まり、無事に営業を継続できました。地域の人々だけでなく、思い出のある元利用者からの支援も多数寄せられたそうです。
多機能化による収益向上
静岡県のあるプール施設は、単なる運動施設から「健康増進複合施設」として生まれ変わりました。医療機関との連携による健康相談サービス、栄養指導、さらには健康ツーリズムの拠点として、新たな価値を創造しています。
自治体を超えた広域連携
複数の自治体が共同で施設を運営することで、維持費用を分担し、利用者の拡大を図る事例もあります。 これらの成功事例が示すのは、「やり方次第で必ず活路は見出せる」ということです。
私たちができること ~あなたにお願いしたいこと~
署名活動の結果と課題
私たち利用者は、施設の存続を求めて署名活動を行いました。多くの署名を集め、市長に提出しました。しかし、その後の市の対応は「検討します」という言葉のみで、具体的な動きは示しませんでした。
地域だけの声では限界があることを痛感しています。だからこそ、全国の皆さんの力が必要なのです。
具体的なお願い事項
1. SNSでの情報拡散 
「#マリンタラソ出雲」「#公共施設を守ろう」などのハッシュタグを使って、この問題を広めてください。一人ひとりの小さな声が集まれば、大きな力になります。
2. 成功事例の共有 
あなたの地域で公共施設の存続に成功した事例があれば、ぜひ教えてください。その知恵を私たちにも分けていただきたいのです。
3. 専門知識の提供
 施設運営、財務、法務など、専門的な知識をお持ちの方がいらっしゃいましたら、ご助言をいただけないでしょうか。私たちも勉強し、より具体的な提案をしていきたいと考えています。
4. 政治家への働きかけ
 国会議員、県議会議員の皆さんに、この問題を知っていただき、政策的な支援を求めたいと思います。全国から声が上がれば、政治を動かす力になるかもしれません。
5. メディアへの注目促進
 この問題をより多くのメディアに取り上げてもらうことで、社会的な関心を高めることができます。全国ニュースで取り上げられれば、出雲市も無視できなくなるでしょう。
私の決意—諦めない理由
なぜ、私がここまでしてマリンタラソ出雲の存続を訴えるのか。それは単に「いつもの運動場所がなくなるから」という理由ではありません。
大切な仲間たちの存在
脳梗塞の後遺症と闘いながらも、マリンタラソで仲間たちと過ごす時間が生きる希望になっていた男性の顔。
心疾患を抱えながらも、安全に運動できる唯一の場所で、健康を維持し続けている男性の姿。
一人暮らしの女性がマリンタラソ出雲に通うようになって、元気を取り戻した笑顔。
私は、このような方々が懸命に頑張っている姿を目の当たりにして、「私もまだまだ頑張らなくちゃ」と励まされ、「人としての暖かい気持ちだけは忘れずに生きていこう」と勇気をもらっているんです。
マリンタラソ出雲が ”唯一生きていく為の活力をもらえる場所” なのです。

私たちには、健康で尊厳ある生活を送る権利があるはずです。
シニア世代の権利
私たちシニア世代は、これまで日本の発展のために働き、税金を納め、社会を支えてきました。その私たちが、老後に健康を維持するための場所を求めることは、わがままなのでしょうか?
「人生100年時代」と言われる現代において、健康寿命を延ばすことは個人にとっても社会にとっても重要な課題です。マリンタラソ出雲のような施設は、まさにその課題解決の核となる存在なのです。
未来の世代への責任
私たちが今ここで諦めてしまえば、次の世代も同じような問題に直面した時、「仕方がない」と諦めることになってしまうでしょう。
しかし、私たちが声を上げ、行動を起こし、問題解決の道筋を示すことができれば、それは未来の世代への贈り物になります。
「困難な状況でも、みんなで力を合わせれば道は開ける」ということを示すことができるのです。
メディアの注目
山陰中央新報様の報道をきっかけに、他のメディアからも取材が来て欲しいです。
この切実な問題が広く知られることで、解決の糸口が見つかれば幸いです。
専門家からの助言
経営コンサルタントや公共政策の専門家から、具体的な解決策についてアドバイスをいただきたいです。
専門的な知見を踏まえた提案を、市に対して行っていく予定です。
全国からの支援の声
このブログを通じて、全国の皆さんから応援のメッセージをいただきたいです。
「私たちも同じような経験をした」「一緒に戦いましょう」といった心強い言葉に、勇気をもらいながら頑張っていきます。
最後に—あなたと一緒に歩みたい
ここまで読んでいただき、本当にありがとうございます。
マリンタラソ出雲の問題は、決して出雲市だけの問題ではありません。高齢化が進む日本全体が直面する課題の縮図なのです。
私たちシニア世代が、健康で尊厳ある生活を送り続けるために必要なものは何か。それを社会全体で考え、支えていく仕組みをどう作るか。その答えを、私たちは一緒に見つけていきたいのです。そうすべきだと思っています。
あなたの力が必要です
一人の力は小さくても、多くの人が集まれば大きな力になります。あなたの一つの「いいね」、一つのコメント、一つのシェアが、私たちの希望になります。
どうか、この問題を「自分事」として考えてください。そして、可能な範囲で構いませんので、私たちと一緒に歩んでください。
連絡先とお願い
この問題についてのご意見、ご提案、応援メッセージなど、どんな小さなことでも構いません。コメント欄にお寄せください。また、以下の方法でも情報を共有していきます。
- ハッシュタグ:#マリンタラソ出雲 #公共施設を守ろう #シニアの健康を守る #健康維持 などなど
 - 成功事例の共有をお待ちしています
 - 専門的なアドバイス大歓迎です
 - 多くのメディア関係者の方の取材も心よりお待ちしています
 
希望を胸に
私は、最後まで希望を捨てずに、仲間たちと一緒に戦い続けたいと思います。
マリンタラソ出雲に、再び利用者の笑顔であふれる日が訪れることを信じて。
そして、全国の同じような問題を抱える施設と人々にとって、希望の光となることを願って。
どうか、私たちと一緒に歩んでください。”あなたの力”が、私たちの未来を変える力になるのです。
そして、まだマリンタラソ出雲に足を運んだことのない方は、ぜひお越しいただきたいです。
「こんなにも素晴らしい施設があったのか!」と絶賛していただけること間違いないと思っています。
マリンタラソ出雲についての記事はこちらです。
↓ どうぞご覧になってください。
マリンタラソ出雲で身も心もリフレッシュ💕|出雲大社にも行ける イチオシオーシャンビューホテル!
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どうぞ、よろしくお願いいたします<m(__)m>
皆さん、ここまで読んでいただき、心から感謝いたします。
ありがとうございました。

